サクラとヤマザクラ


 狛江の桜まつりもサクラがぴったりのタイミングで咲いてくれて盛況のうちに終わったようです。

 この季節になると中学生だった時分に読んだ小林秀雄の『考えるヒント』の中に出てきた、桜のことを書いた文章のことを思い出すことがあります。

 サクラと言うと、私たちは一斉に咲いては散る(葉は後から出て来て展開する)ソメイヨシノ(現在の駒込付近の染井村で誕生)を桜と思いますが、それは昔からそうだったわけでもなさそうです。ヤマザクラという野生の桜があります。江戸末期に出現したと言われるソメイヨシノ以前の桜と言えば、このヤマザクラの方であったという事です。ご存じの通り、奈良県吉野山がこのヤマザクラの本場です。(ヤマザクラの本場吉野(ヨシノ)の名前が現在主流のソメイヨシノに含まれているからややこしいです^^;)ヤマザクラの方は、開花時期や花の色など様々なんだそうです。ということはもう少しのんびりとお花見が出来ていたのが江戸の終わりまでのお花見だったと言えそうですね。いわば「多様性」を持つ桜ですよね。

 どちらが良いかはわかりませんが、いつかは本場のヤマザクラを見てみたいものです。

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