駄倉保育園リボーン


 先週、生まれ変わった駄倉保育園の内覧会がありました。

 写真でもお分かりのように内装の壁や腰壁に木材(多摩産材)を使用しているのが特徴です。また、すべての内部建具も木製でこだわりが感じられます。これらは、木の持っている暖かさや調湿効果によって保育児童及び保育士の精神的な安定、健康を積極的に創りだす効果が期待できそうです。

 さらには、山の環境をも適切に保つという循環の考えです。植林(人口造林)された山々の木を適度に伐採し陽光の入る状態にすることで、下草や広葉樹が育ち、生態系の豊かな森になると言われます。最近、クマなどが人里に出没することが多いのも、一つにはクマなどのエサになる木の実やきのこ、昆虫などが太陽光の入らない森で減って来たこと(生育環境が悪化)によると言われています。豊かな森を取り戻すには、人間が植えた木は人間が使わなくてはならないということです。

 これだけのものが、建築基準にのっとった形で出来るという事実。設計者はもちろんですが、市の担当者も頑張ってくれたものだと思います。

 より広い領域のバランスに目配りをしたこのような建物が、これからの「狛江モデル」になるといいなと思います。

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