墓参り

今日は朝から盛り沢山の一日でしたが、ようやっと夕方になりお彼岸の墓参りに(誰もいなくなった夕暮れ時に)行くことが出来ました。
母の姉、母、父、兄等が眠っています。いつもは良く見なかった墓石に刻まれた命日に目が行きました。すると、母の母は戦後すぐ母がちょうど10歳の誕生日を迎えた、まさにその日に亡くなっていたことに気が付きました。死因はわかりませんが、娘の誕生日まで何とか生きようとしていたのかもしれません。
母の姉は19歳で成人となることなく、亡くなっていました。
いろいろな先祖がいて、様々な人生を生き、今の自分がいる。また、子ども、その子どもたちにつながって行くんだとしみじみ思いました。
最近は様々な理由から従来型のお墓は廃れ、新しい形の葬り方が広がっているようです。でも、こういった形で先祖のことを「知る」機会を失ってしまうようなことがあればそれはそれでもったいないような気がしなくもありません。