ふるさと宇佐寺子屋塾


 先日、農林水産省時代の後輩と電話で話す機会がありました。後輩は今、大分県宇佐市経済部長という職を拝命し頑張っているそうです。そのとき、彼が宇佐市で寺子屋(ふるさと宇佐寺子屋塾 http://usaterakoya.web.fc2.com/)を開いたというので一体どんなことをしているのだろうとインターネットで調べてみました。

 そこで地元新聞の記事が見つかり、彼の言葉が引用されていました。それによれば、「宇佐市には誇るべき文化や人材が多数あるので、それらについて学びことで、郷土に愛着と誇りを持ち、国際的に活躍できる人物を育てたい」と、こういうことのようです。記事によれば、地域の先人について学ぶほか、地元の人のお話を聴いたり、古典の音読や英語も学ぶそうです。

 彼らしいと思ったのは、彼が会津出身だということです。今、NHK大河ドラマ「八重の桜」は会津を舞台にし会津人の生き方を描いています。会津はかつて日進館(校)という藩校を持っていましたが、ならぬことはならぬという「什(じゅう)の掟」の下、今なお年長者が年下の者を教え育てるという風土が綿々と息づいているようです。

 子どもたちは親のいうことは聴きたがらないものですが、年長のお兄さんやお姉さんの言うことは尊敬の念の下、素直に受け入れる面があるのも確かです。今では薄れてしまったこの素晴らしい経験を会津から遠い九州の地で広げようとしている彼の生き方を見習いたいと思いました。

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