所沢市議会訪問(その2)

 前回のブログで所沢市議会が議会改革にまい進したのは公職選挙法違反で10人もの議員が辞職に追い込まれた事件がきっかけであったと書きました。同市はゴミ分別の厳しさで知られています。10種類もの分別に他市から移り住んで来た人はびっくりすると言います。しかし、これも平成7年に同市・狭山市・三芳町との行政境で高濃度ダイオキシンが検出されたと報道された問題に端を発していると聴きました。同市内には産業廃棄物処理業を営む会社も多く存在していたという事情もあったようです。

 改革の先頭グループを走る同市議会ですが、辞職に追い込まれた10人のうち、2人は再び議員に返り咲いているとも伺いました。復活を許さない社会が良いとは思いませんが、ただ事件があったことが忘れ去られていたり、市民がそういったことは大したことではないと捉えているのだとしたら、議員の存在意義は軽く、なんとも寂しい限りです。

 何かを変えるには相当の問題・事件が発生しないと中々難しいんだという先輩の言葉も印象的でした。外からは分からない事情があるんだなと思わざるを得ませんでした。

 帰りに早稲田大学の所沢キャンパス、狭山丘陵のトトロの森を見て帰ろうと思いますと伝えると、案内するよともう日暮れまで間もない時間帯にたいへん有難い助け舟を出して下さりました。早稲田のキャンパスは市の西方に位置し、周辺まで行くと付近は市役所のある中心部とは風景がまったく異なる武蔵野の面影を残すところでした。そこから狭山丘陵の小高い所へ移り、夕やみの中で街の光がとても美しく見えました。人口34万人、中核市の資格がありながら中核市になることを選んでいない事情などもあるようですが、まちの大きさは違えど今回の訪問は先輩の頑張りにも刺激を受けとても有意義なものになりました。

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