一小研究発表授業

本日午後、狛江一小の研究発表授業を参観しました。各学年の授業どれも素晴らしかったのですが、印象に残った2学年をご紹介します。
まず、2年生の「まちたんけん」。市内のケーキ屋さん、コーヒーロースター、肉屋さん、パン屋さんなどを熱心にインタビューして発表にまとめていました。
そして、3年生。「農家の人たちの仕事」というテーマで市内農家がほとんど農薬に頼らず、ミミズを家庭や市内飲食店から出る野菜クズで育て、彼らの糞を堆肥化し農地に還元するという循環型農業の様子を一年間にわたって観察し続け、狛江野菜をPRするポスターやキャッチフレーズにまとめました。私が気に入ったのは、「一味ちがう しあわせな野菜」。柔らかアタマで考えた愛情あふれるキャッチーなコピーだと思いました。
どちらの学年の生徒も市内でしごとを営んでいる人たちの想いに接し、それをくみ取ろうとしているのがとても印象的でした。
こうして地域の人々からの学びを通して、この町をふるさとと思う子どもたちが増えてくれることを願うばかりです。