北海道新幹線開通に思う
昨日北海道新幹線が開通した模様がさまざま報じられていました。特に北海道側での地元の人々や関係者の声はその人たちでなければ期待の大きさはわからないものかもしれません。
しかし、喜びの声ばかり伝えるマスメディア以外から私たちは整備新幹線の建設にかかるコストを国(これはひいては私たち全員ということになります)や地元自治体や住民がどのように負担していくかについて正しい情報を得、学び、考えなければならないのかもしれません。
特に北海道新幹線の場合は、北陸新幹線とも条件が異なり、飛行機との競争上も今後の乗車率が維持出来るか心配が残ります。
ある国会議員は、平成9年4月の衆議院運輸委員会の法案採決に反対するのが如何に困難だったかと述懐しています。
このようなテーマについて学校の授業で皆で話し合う、そんな光景がこの国の学校にはもっとあっていいと思うのです。