こども議会

03日 8月 2015

こども議会

 8月2日、平成19年より2年に1回開催されているこども議会を傍聴しました。これは、狛江市内6小学校の6年生18名(各校から3名)の代表が実際の議場で市長をはじめとする市の部長、教育長らに質問を行うというものです。

 実際に傍聴してみて感じたことは、このような場がますます重要になって行くのだろうというです。今、巷では「シルバー民主主義」という言葉に代表されるように、選挙権を持つ世代のうち、投票に行く割合の多い世代の声がより大きく政治に反映されるという(当たり前の)ことが、年齢層別の人口割合によって増幅され、若者の声が反映され難いという現象が起こっています。

 そのような中、小学生という選挙権のない人たちの生の声が聴けるという場は非常に貴重と言えるのだと思うからです。

 本当に小学生の目線からのさまざまな要望が出たのと同時に、狛江というまちを盛り上げて行こうという本当に有難い提案があったことは正直予想外でした。どの代表も、単に質問するというだけでなく、「提案」を行っていたことは我々本職の議員もそうでなければならないと改めて思う場面でした。

 残念だったのは、行政側からある施策(事業)を行うには、ある額の予算が必要であるという説明だけでなく、予算規模と施策(事業)の効果を比較し、それに市民として納得するのかというより一歩踏み込んだ説明がなされなかった点です。予算が無限にあれば、どんな施策も行った方が市民の「満足度」は高まるわけですが、これからの時代に必要なのは限られた予算の中で施策に優先順位をつけることです。そこから導き出されるのは、予算に見合った効果のある施策なのかという考え方、「納得度」なのです。そして、各施策(事業)につねに優先順位をつける必要があるということです。

 昨日は、茨城県つくば市で約300億円をかけようという総合運動公園建設の是非を問う住民投票が行われ、反対が約8割を占めました。

 ここまで多額の予算をかけるプロジェクトでなくとも、本来は予算と事業の効果が比較検討され、様々な事業の中でそれを行うべきかどうかが議論されるべきなのです。

 こども議会、小学生だけに終わらせず、ぜひ中学生、高校生でも行ってほしいものです。

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