ノモフォビア(Nomophobia)
06日 11月 2013
ノモフォビア(Nomophobia)
今朝ラジオを聴いていると、時の話題として、現代の人々の携帯電話依存症について話していました。米国アップル社のお膝元である加州でも「ノモフォビア(Nomophobia)」という造語でこの携帯依存が社会問題になっているとのこと。
Nomophobiaとは、no-mobile-phone phobiaの略だそうです。(phobiaとは「恐怖症」の意。)
彼の地では携帯依存に悩む人々を治療するための病院があるということです。ある人はそこに入る前は携帯のゲーム依存で周りの人々と没交渉となっていたばかりでなく、起きている間は依存し続けてしまい睡眠も浅く不十分になり精神に異常をきたすようになっていたようですが、ある十分な期間入院し自然の中などで治療に努めた結果、依存症から脱却出来たとのことでした。
また、あるリゾートホテルでは宿泊に来たお客さん方からチェック・インの際に携帯を預かってしまい、自然の中で十分に頭と心を休めてもらうことに努めてもらうということに心を砕いているそうです。
上記のようなことはDigital detox(デジタル・デトックス)というらしく、いわば「毒抜き」ですね。
こうまでしなければならなくなっている携帯依存の根は深いです。実際、私もそうですが、辞書を引く代わりに携帯で調べものをしたりにも使っているので、ゲームをやらないから大丈夫とも言えないのですが、LINE等にはまっている若者を見るにつけ、このままで大丈夫?と思うのは年をとって来た証拠でしょうか(笑)